こどもの訪問看護・リハビリ(神経発達症)
こどもの訪問看護・リハビリとは
訪問看護・リハビリという言葉を聞くとどんなイメージが浮かぶでしょうか?
最近は神経発達症のお子さま向けのプログラムを提供している事業所も増えてきており、ご自宅での健康状態の確認、運動支援・コミュニケーション支援、日常生活動作や日中活動・就労支援に関する助言・援助、家族支援を受けることも可能です。
訪問するスタッフは事業所によって異なりますが、看護師、理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST)がご自宅へ訪問してくれます。
精神科領域を得意とする事業所では、精神保健福祉士(PSW)が行政や教育機関等と連携してくれる場合もあります。
訪問看護・リハビリを利用するには
訪問看護・リハビリをご希望の場合にはまずはかかりつけ医に相談してみましょう。
お子さまの症状やご家庭の状況から利用可能か、どのような看護・リハビリサービスが適切なのかを助言してくれます。
訪問頻度は週1~3回で、費用は通常の医師診察と同じ医療保険、医療証の利用が可能です。
医師の指示書について
医師の指示書は必ず医師の診察を受けることが必要です。医師が必要と認めた場合に指示書が発行されます。
指示書には有効期間があり、概ね1か月から6か月間で更新をします。
訪問看護・リハビリを継続するかどうかはかかりつけ医での診察のなかで相談して決定します。効果が乏しい場合には中止したり、事業所を変更したりする場合もあります。
指示書の作成は内容によっては時間がかかる場合もあります。
また診断名がつかない場合や訪問リハビリが必要な状態ではないと医師が判断した場合は作成自体を断られることもあります。
訪問看護・リハビリの新規開始・更新時には、余裕をもって医師と相談するようにしましょう。