就学相談
神経発達症のこどもたちの診察では、ご家族から
「小学校には普通に通えるのでしょうか?」
というご質問をよくいただきます。
進学先について、ご家族の中で意見がまとまらず悩まれることも少なくありません。
そのお気持ちは自然なことで、多くのご家庭が同じような不安を抱えています。
就学相談で知っておきたい小学校の進学先の選択肢
一般的に、通常級の選択肢のほか、知的発達症(知的障害)を有するこどもたちの場合には、特別支援学級や特別支援学校の選択肢があります。
また、自治体によっては自閉スペクトラム症(ASD)や注意欠如・多動症(ADHD)の症状があり、知的な遅れはないものの少人数での学習支援が望ましいこども達には、自閉症・情緒障害に対応した特別支援教室という選択肢もあります。
お住まいの地域の教育情報の収集からはじめてみましょう。
就学相談に向けた準備|就学支援シートと医師の意見書
就学に向けては、ご家族だけでなく、日頃からお子さんの集団での様子を知っている園の先生の協力を得て「就学支援シート」を作成するとよいでしょう。
自治体によっては、かかりつけ医の医師診察記録の提出が必要になる場合もあります。
一般小児科では対応が難しいこともあるため、地域の発達クリニック・小児神経外来・療育センターなどで書類作成が可能か、事前に確認しておくと安心です。
就学相談で決まる進路は途中で変更することも可能です
最終的な就学先は、お子さまの特性・ご家族の想い・地域の教育支援体制を総合的に見ながら決めていきます。また、いったん決めた教室がずっと続くわけではなく、状況に合わせて変更できる柔軟な仕組みもあります。
就学相談のタイミング
予約や相談には時間がかかることもあるため、就学の1年前を目安に、早めの相談開始がおすすめです。まずはひとりで抱え込まず、お住まいの地域の教育委員会へ相談申し込みをしてみましょう。


















